日本人の英語、日本人の苦手な冠詞/前置詞/時制/先行詞

日本人が不得意な冠詞をネイティブの視点と日本語の視点から説明しているのが、
日本人の英語 (岩波新書)です。

英語を勉強している人にとってはもはや定番の本。
とにかく、一度は読んでおけという本です。(冠詞のところは4,5回は読むべきです)

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日本人の英語 (岩波新書)
日本人の英語 (岩波新書)

本の構成は、

冠詞と前置詞が100ページくらい
時制が20ページくらい
先行詞が70ページくらいです。

日本語が得意なアメリカの教養あるネイティブが、
日本人にとって、やっかいな特に冠詞についてうまく説明してくれます。

aをつける場合と、aをつけない場合

まず基本的に、最初に考えるのは名詞ではありません。

形がはっきりしているかどうかを考えて、aを入れるか入れないかを決めます。
そのあとに名詞を考えてくっつける、そんな感じになっています。

aを入れることで、一般的な形が形成されます。

aをつけることによって、
そのものがもっている本来の形を指し示す感じになります。

本来の形がはっきりしていたら、
aを入れて、その後に、名詞をくっつけます。

I ate a chicken.
といった場合、形がはっきりしている(コケコッコー、といいながら歩いている)
一匹の鶏をまるごと生きたま食い殺したみたいな感じになります。

aをつけない場合は、形が特定できる感じではなく、
とりあえず、それ全般をさしている漠然とした感じになります。

I ate chicken.
鶏の肉を食べた、という感じになり、鶏本来の形ではなく、
鶏というもの(肉)を食べたみたいな感じになります。

aをつけるかaをつけないかで、
形を持たせるか、それとも、特徴を持たせるかという感じに分けられます。

theをつけるべきか、つけないべきか

theをつけることで、より範囲を狭めることができます。

たとえば、
the international understanding
international understanding

この2つ。

international understandingの中に、the international understandingが含まれます。

international understandingがあって、
その中から特定のinternational understandingを引っ張ってきて言うときに、
theをつけてinternational understandingの範囲を限定します。

aとtheの違い。

a subject
the subject

aとtheの違いは、限定のかけ方の違いです。

たとえば、普通はsubject(話題)はたくさんあります。
だから、まず最初はsubjectsという複数形から始まります。

subjectsの中には、a subject, a subject, a subject …
とa subjectがたくさん入っています。

それぞれが1つの形をもっているからaをつけて、
形を持たせて、そのあとにsubjectをくっつけています。
形はあるけど、どれも重要性は似たり寄ったりだから、subjectsの中にはa subjectがたくさん入っています。

でも、subjectsの中に、唯一、一つだけ特別なものが入っています。
それが、the subjectです。

subjectsの中に、the subject だけが、他のa subjectたちとは違う際立った存在です。

a subjectは、他にもたくさんあるa subjectの中の一つの話題でしかありません。
しかしthe subjectは、数あるa subjectを押しのけて、超重要なa subjectひいては、唯一無二の存在、the subject、超絶注目の的に進化しているsubjectなのです。

何かの枠組みの中で、唯一無二のものを言おうとするときにtheをつけます。
枠組み自体がなかったり、他にもたくさんある場合は、aをつけたり、はっきりした形が必要ない場合は、aをつけずに名詞だけを言うことになります。

少々厄介なのが、川の名前や特定の国にtheをつける場合です。

普通、国の名前は一つだから、theをつける必要がないのですが、
たとえば、アメリカの場合、the United States of Americaと、theをつけています。

アメリカの場合、そもそもがオリジナルの国名じゃない。
何かの地域のうちの特定の集合体をさしています。
それがそのまま国名になったんです。

大きな枠組みのうちの特定の集合体という名前が国名になったので、
国名だけど、theが付くんです。

言い方がおかしいかもしれませんが、国名だけど、もとを正せば、普通の名前(state)だから、
限定させないといけないため、theをつけて特定することになっています。

ほかに、the Mississippi river
ミシシッピー川なんて、一つしかないんだから
Mississippi Riverでいいんじゃないかと思うかもしれません。

でも、この辺にくると屁理屈っぽいですが、
テキストによると、the river named Mississippi
普通に数えられる名詞であるriverがあるからtheをつけるという論理なのだそうです。

でもそうなると、
Ueno Stationには、なぜtheをつけないのかが説明できない気がします。
the station named Uenoでもいいのでは?とう感じです。

僕が思うに、変化するかしないかが、加味されている気がします。
stationは、季節や年月がたっても、変わりません。

riverは、季節や年月とともに、変化している気がします。
地球(the Sun)と同じように、たとえMississippi Riverといわれても、
季節や年月とともに変化する、だから、いくつもあるような感じがするからtheをつけて限定する。

そんな感じなのかな?

my friendとone of my friends

He is my friendというと、自分には友達が1人しかいないことを言っています。
He is one of my friendsということで、友達がたくさんいることを指ししめしています。

冠詞と数に関して、日本人の英語を参考に、
少し自分の中で整理してみました。

他にもこの本には、前置詞や時制、先行詞に関して単純な訳ではなく、
それが使われる背景や、無意識の意識を、説明してくれています。

英語学習の必須の1冊として、
5回は読んでおきたい本だと思います。(ちなみに僕はまだ2回だけです)

お風呂で20ページを20分で読んで、それを10日ほどやると一回読めます。

日本人の英語 (岩波新書)
日本人の英語 (岩波新書)

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