不定詞vs動名詞のみを目的語にとる動詞

不定詞のみを目的語にとる動詞と、動名詞のみを目的語にとる動詞、不定詞と動名詞両方取るけど目的語の意味が変わる動詞について勉強しましょう。

不定詞と動名詞の基本

不定詞の基本

不定詞
to 動詞の原形
名詞用法、形容詞用法、副詞用法

不定詞が時には名詞として使われたり、形容詞として使われたり、副詞として使われたりします。

不定詞を名詞として使う例
I like to study.
私は勉強するのが好きです
“to study”が名詞として動詞のlikeの目的語になっています。

不定詞を形容詞として使う例
I have something to do.
私はすることがある
“to do”が形容詞として名詞のsomethingを修飾しています。

不定詞を副詞として使う例
I opened the mailbox to get letters.
私は手紙を取るため郵便受けを開けた
“to get”が副詞として動詞のopenedを修飾しています。

動名詞の基本

動名詞
動詞の進行形

動名詞、名詞という名前が含まれている事から名詞と同じ動きをします。主語、補語、目的語になります。

動名詞を主語にする
Walking is good for your health.
歩くことは体にいい

動名詞を目的語にする
I like walking.
私は歩くのが好きです

動名詞を補語にする
My favorite exercise is walking.
私の好きな運動は歩くことです

不定詞と動名詞の意味の違い


不定詞の名詞用法と動名詞は同じ意味になることが多いです。

I like to walk.
I like walking.
私は歩くことが好きです。

同じルーツの意味ですが、
ルーツの入り口か出口かで意味が異なる場合があります。

不定詞は、これからすること(ルーツの入口)
動名詞は、既にしていること(ルーツの出口)

I like to walk/walking.
これから歩いてもいいし、既に歩いていてもいいし、とにかく歩くことが好きという意味なので、不定詞でも名詞用法の動名詞でも意味は同じです。

このルーツの場所の違いが、不定詞のみを目的語にとる動詞、動名詞のみを目的語にとる動詞、不定詞と動名詞で目的語の意味が変わる動詞が生まれます。

不定詞のみを目的語にとる動詞

不定詞のみを目的語にとる動詞は、“これから”が必須になる動詞になります。

I wish to win the lottery.
私は宝くじに当たったらいいなと思います

まだ宝くじに当たっていないので、
I wish winning the lottery.
とかにはできません。

これから起こることを願っているwishは、
既に起こったことを指す動名詞を取ることが出来ません。

wishは不定詞のみを目的語にとる動詞です。

不定詞しか取らない動詞は、すべてまだ実現していない、これからしようとしている動詞です。

願い事・予想系(まだ実現していない)
wish、hope、desire(強く願う)、expect、plan、want

意思・約束系(これからしようとしている)
decide、intend、promise、agree、contract、mean(するつもり)

できない系(実現できていない)
fail、hesitate(ためらう)、refuse、cease(やめる)

努力系(これからしようとしている)
attempt、learn、aim(狙う)

選択系(選んだだけ、まだ何もしていない)
choose、prefer

動詞を闇雲に暗記してしまうのは良くありません。これからすること、できなかったこと、そういった動詞が不定詞しか取らない動詞です。文章の意味を考えて不定詞、動名詞の区別をするのがいいですよ。

動名詞のみを目的語にとる動詞

動名詞のみを目的語にとる動詞は、“すでにしたこと”または“している状態”を表している動詞です。

すでにしたこと系
admit(〜したことを認める)
complete(〜が完成した)
deny(〜したことを否定する)
escape(〜逃げた)
finish(〜終わった)
miss(〜逃した)
quit(やめた)
give up(やめた)
resent(〜したことに腹を立てる)
appreciate(〜したことに感謝する)
delay(遅らせた)

している状態系
allow(〜していてもいい)
avoid(〜していることを避ける)
consider(〜している状態を考える)
detest、dislike(〜している状態を嫌う)
enjoy(〜している状態を楽しむ)
forbid(〜している状態を禁止する)
imagine(〜している状態を想像する)
imply(〜している状態を示唆する)
mind(〜している状態を気にする)
permit(〜している状態を許可する)
practice(〜練習している状態を続ける)
resume(〜している状態を再開する)
resist(〜している状態に抵抗する)
tolerate(〜している状態に耐える)
recall(〜している状態を思い出す)
can’t stand(〜している状態に耐えられない)
risk(〜している状態のリスクをおかす)
keep(〜している状態を続ける)
postpone(〜している状態を延期する)

助言系(〜したという仮定を強く含む動詞)
advise(〜することを助言する)
recommend(〜することを勧める)
suggest(〜することを提案する)


ざっくり見てくれれば良いのですが、混乱するのがkeepとcontinueです。

keepもcontinueも同じように“続ける”という意味です。

ただし、continueは目的語に不定詞でも動名詞でも持ってこれるのに対して、keepは動名詞しか持ってこれません。

この違いは、continueは一旦停止したものを再開するニュアンスを含んでいるのに対して、keepは常に続いている状態です。continueはこれから再開するというニュアウンスが入るので不定詞を取ることが出来て、keepは常に続いている状態になっているので“している状態”を示す動名詞しか目的語に来ることが出来ません。


もう1つ混乱するのが、avoidとrefuse、denyとrejectあたりです。
結果は似ている感じになるけど、イメージが異なります。

avoidは避けるです。
refuseは拒否するです。

避けるというのだから、何か動いている事柄に対して、よけています。
avoidの対象は動いているから、これからしようとしているto不定詞を持ってくることはできません。
なので、現在実行中の動名詞を持ってきて、avoid doingになります。

refuseは、これからしようとしていることに対して拒否をしているので、to不定詞を持ってくることができます。
なので、refuse to doになります。
refuse to do = do not agree to doと一致します。
ちなみに、declineもrefuseと同じ仲間です。decline to do

denyは一見refuseと似ていますが、既に起きたことに対して否定するので、動名詞を使います。decline doing
rejectは拒否するという意味だからrefuseと同じ仲間かというと、違います。rejectは決定事項だから拒否しています。refuseは嫌だから拒否しています。rejectには未来志向がないので、reject doingになります。

dislikeも決定的に嫌いだから、未来志向がなくなり、dislike doingになります。


suggestとpropose(提案する)は同じような意味だけど、
suggest doing
propose doing / to do

suggestはproposeよりも控えめな提案です。過去寄りの動名詞にすることで、控えめな表現になるため、suggestにはdoingが用いられます。
proposeは積極的な提案だから、to doも使えるみたいな。

不定詞と動名詞で意味が変わる動詞

不定詞と動名詞で意味が変わる動詞は一生懸命探せばいろいろありそうですが、有名どころは下記の5つの動詞です。

forget
remember
stop
regret
try

共通することは、不定詞だと“これからすること”、動名詞だと“もうしたこと”という意味に大まかに分かれます。

ラジオ理論(stop以外)

to turn off the radio
turning off the radio

不定詞はまだラジオが切れていません。
動名詞は既にラジオが切れています。


I forgot to turn off the radio.
ラジオをオフにするのを忘れた

I forgot turning off the radio.
ラジオをオフにしていることを忘れた

I remember to turn off the radio.
ラジオをオフにすることを覚えている

I remember turning off the raio.
ラジオをオフにしたことを覚えている

I stop to turn off the radio.
ラジオをオフにするために止まる

I stop turning off the radio.
ラジオをオフにすることをやめる

I regret to turn off the radio.
残念ながらラジオをオフにしなければならない

I regret turning off the radio.
ラジオをオフにしたことを後悔する

I tried to turn off the radio.
ラジオをオフにしようとした

I tried turning off the radio.
ラジオをオフにしてみた


おまけ:現在分詞と原形不定詞


動名詞も現在分詞も形は同じです。
違いは動名詞は名詞なのにたいして、現在分詞は形容詞として使われます。

Walking is fun. (動名詞)
I saw the walking boy. (現在分詞)

原形不定詞はtoがついていない不定詞です。

それでは下記の例文を見てみましょう。

I saw him cross the street.
I saw him crossing the street.
I saw him crossed the street.

不定詞だと“これからすること”、動名詞だと“もうしたこと”という意味が入るといいましたが、原形不定詞や現在分詞には適用されません。

I saw him cross(原形不定詞) the street.
私は彼が道を渡ったのを見た、最初から最後まで見ていた

I saw him crossing(現在分詞) the street.
私は彼が道を渡るのを見た、チラッとみた、渡り終えたかは不明

I saw him crossed(過去分詞) the street.
この表現はない、無理やり作るとしたら
I saw him crossed by the car.
私は彼が車に横切られるのを見た

気持ち悪いので、ありそうな文章を作ってみる。

I saw him kicked.
私は彼が蹴られるのを見た

ちなみに
I saw him kick someone.
私は彼が誰かを蹴るのを見た(蹴っている一部始終を見た)

I saw him kicking someone.
私は彼が誰かを蹴っているのを見た(蹴っている瞬間を見た)


少しややこしいですが、ごちゃごちゃになるといけないので、動名詞と不定詞、現在分詞と原形不定詞(ついでに過去分詞)を比べながら覚えましょうー。

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