現在分詞と過去分詞の詳細

現在分詞と過去分詞をしっかりマスターしている人はたぶんほとんどいなくて、誰が何をしたのか、それとも何が誰にしたのかとかが、反対になったりします。

ここで現在分詞と過去分詞の基礎から詳細まで徹底的に追いかけます。

現在分詞と過去分詞の基本

現在分詞は動詞にingを付けたやつです。
過去分詞は動詞の過去形edになったやつです。

walkを例にとってみると
walkingが現在分詞でwalkedが過去分詞です。

ここで注意したいのが、walkingには現在分詞のほかに動名詞があることです。

動名詞
Walking is good. 散歩は良い(walking 散歩=名詞だよ)

現在分詞
I am walking. 私は歩いている(walking 歩いている=状態を表しているので形容詞っぽい)

動名詞は名詞の機能を担っていますが、現在分詞は形容詞っぽい働きをします。形は同じでも機能が違うよ! ここでは、動名詞は基本的に無視して解説するからね。


もう1つの注意点は、過去分詞は必ずしも過去ではないことです。

I have walked to Tokyo. (過去分詞を現在完了で使う)
I am walked by my girlfriend. (過去分詞を受身で使う)

過去形にすることもできるけど過去分詞には関係ないよ。
I had walked to Tokyo when I was young. なんか微妙な例文だけど気にしない!

現在分詞と過去分詞の限定用法

限定用法って何なのかというと、分詞が名詞を修飾する用法です。

現在分詞 + 名詞のパターン

I saw a walking man.
歩いている男を見た。

基本的に現在分詞は自動詞です。
自動詞ならなんでも現在分詞にして名詞の前に持っていけるかというと、そうでもなく、限定用法が

surpriseやexciteなどの他動詞でも現在分詞にしているように見えますが、
他動詞の現在分詞ではなく、形容詞として用いられています。

I saw an exciting man. (興奮させる男を見た)
I saw a surprising man. (驚かされる男を見た)


名詞のパターン + 現在分詞

I saw a man walking in the middle of the road.
道の真ん中を歩いている男を見た

いろんな説明がくっ付いているときは、現在分詞を名詞の後ろに置きます。

現在分詞を名詞の前に置くか後ろに置くかは、決まったパターンがあることがあるので、逆にすると不自然な感じがする場合があります。


過去分詞 + 名詞のパターン

I found the broken window.
割れた窓を見つけた


名詞 + 過去分詞のパターン

I found the window broken.
割れた窓を見つけた

現在分詞にすべきか、それとも過去分詞?

よく間違えるのにexciteやsurpriseなどがあります。

(1) I saw an exciting man.
(2) I saw an excited man.

(1)で出てくる男は、おそらくミュージシャンとかです。
(2)で出てくる男は、おそらく観客です。

excited man
このexcitedは形容詞ですが、もともとはexciteの受身です。
exciteを受けている人です。
つまり観客です。

exciting man
このexcitingも形容詞です。
ing形で行為者を示します。
exciteを発信する人、つまりミュージシャンとかです。

surprised manもsurprising manも同じです。
surprised manはsurpriseを受ける人で、驚いた人です。
surprising manはsurpriseを発信する人でで、驚くべきすごい人です。

exciteの現在分詞と過去分詞
interest, bore, surpriseの注意点

自動詞を過去分詞に出来る?

現在分詞の動詞は基本的に自動詞です。
過去分詞の動詞は何なのかというと、他動詞が主ですが、自動詞も使うことが出来ます。

過去分詞は、現在完了と受身で使います。
受身は他動詞しか使えませんが、現在完了は他動詞と自動詞、両方とも使うことが出来ます。

現在分詞 主に自動詞
過去分詞
 受身 : 他動詞
 完了 : 自動詞と他動詞

自動詞の過去分詞は完了を示します。
うまい例文が思いつかないので、そうなんだということにしておいてください。


自動詞を過去分詞に出来ない例
その辺に泣いている赤ちゃんがいます、

a crying baby
cryには自動詞で泣くと言う意味があるので、現在分詞にして形容詞用法でbabyを修飾します。


その辺に泣かされている赤ちゃんがいます、

a cried baby
これは原則ダメです。というのも、cryには他動詞で泣かすという意味がないからです。他動詞で”を叫ぶ”と言う意味がありますが、受身にしても泣かされている赤ちゃんにはなりません。誰かに叫ばれた赤ちゃんとか?

ちなみに、泣かされた赤ちゃんは
a baby made to cryになります。


現在分詞と過去分詞の使いどころ(文法)

限定用法以外(分詞が名詞を修飾する用法)、つまり叙述用法での分詞の使いどころをまとめます。

叙述用法って何なのかというと、補語として使う用法です。
補語って何なのかというと、主語を説明したり、目的語を説明したりします。

I am smart.
I made him sad.

smartが主格補語でIを説明しています。
sadが目的格補語でhimを説明しています。

この補語の部分が分詞になるのが、分詞の叙述用法です。

分詞の叙述用法 主格補語

現在分詞の例文
I came laughing.
笑いながらやって来た

過去分詞の例文
I stand corrected.
間違いを訂正しました

追加で説明するようのことは特にありません。。

分詞の叙述用法 目的格補語

S + V + O + 分詞

基本的にこの形だけなのですが、これが実のところやっかいな代物です。

Vに知覚動詞と使役動詞
分詞のところに原形動詞を用いることがあります。

つまりパターン的には
S + 知覚動詞 + O + 原形動詞
S + 知覚動詞 + O + 現在分詞
S + 知覚動詞 + O + 過去分詞

S + 使役動詞(get) + O + to不定詞
S + 使役動詞(let,make,have) + O + 原形動詞
S + 使役動詞(have,get) + O + 現在分詞
S + 使役動詞(make,have,get) + O + 過去分詞
この使役動詞以外にも、keepやsetなどの動詞を使うこともあります。keep(set) me thinkingとか。

知覚動詞と分詞

知覚動詞は見る、聞こえるなど動詞です。
ここはわりと単純なのでさくっと行きます。

I saw him cross the road.
私は彼が道路を渡っている一部始終を見た

I saw him crossing the road.
私は彼が道路を渡っているのを見た


crossが一部始終なのにたいして、
crossingは一瞬です。

見分け方は簡単で、
He crossed the road.
これは渡りきっています。

He was crossing the road.
進行中の動作で渡っています。
これは進行中なので、渡りきっていません。
過去形ですが、渡っている最中です。


上記の例文とI saw himを足すと、
I saw him cross the road.
I saw him crossing the road.

過去分詞はどうなのかというと、
I saw him crossed the road.
意味が不明です。

というのも、上記の文を分解すると

I saw him.
He was crossed the road.
まともな文章になりません。

適切な文は、
I saw him hit by a car.
私は彼が車に引かれるのを見た!

分解すると
I saw him.
He was hit by a car.
彼にはかわいそうですが、まともな文章になりました。

使役動詞と分詞

使役動詞と分詞のパターンが厄介この上ないです。

使役動詞は、”〜をさせる”という意味をもつ動詞です。

let 自由にさせる
have,get してもらう
make 強制的にやらせる

S + 使役動詞(get) + O + to不定詞
S + 使役動詞(let,make,have) + O + 原形動詞
S + 使役動詞(have,get) + O + 現在分詞
S + 使役動詞(make,have,get) + O + 過去分詞

使役動詞として使うときのgetはto不定詞しかこないので、ここでは省略しちゃいます。ちなみにget+to不定詞はhave+原形動詞と同じような意味になります。


letは分詞とは直接関係ありません。

他の使役動詞と比較するための例文

I’ll let him call you.
彼からあなたへ自由に電話をかけさせるよ

I’ll have him call you.
彼からあなたへ電話をしてもらうよ

I’ll make him call you.
無理矢理にでも彼からあなたへ電話をかけさせるよ


使役動詞のhaveには原形、現在分詞、過去分詞を続けることが出来ます。

I had a mechanic repair my car.
整備士に車を直してもらった

I had my car running very fast.
車をとても速く走らせました。ここにくる現在分詞は自動詞だったり他動詞だったりします。現在分詞と原形との違いは、現在分詞は時間的に直前である場合がおおいのに対して、原形はある程度時間的に余裕がある場合が多いです。

I’ll have my mechanic repair my car in three days.
I’ll have my mechanic repairing my car right now.

I had my car repaired.
車を修理してもらいました。ここのrepairedは受身です。車を直してもらったという受身になっています。整備士の例文は、repairと原形になっていますが、これは修理工が直したので受身ではなく原形になっています。


使役動詞のmakeには原形、過去分詞を続けることが出来ます。

I made myself understand in English.
私を英語で理解させた(誰かの英語を理解することが出来たみたいな意味ですが、微妙な表現です。下記の例文と比べるためにでっちあげました)

I made myself understood in English.
私の英語を通じさせることが出来た。つまり、自分の英語を相手に通じさせることが出来たという意味です。ここのunderstoodも受身です。

Somebody understood me in English.
→ I was understood in English by somebody.
→ I made myself understood in English.



他にも、分詞構文なんかがありますが、そんなにややこしいものではないので、各自英文法の本を眺めましょう。たぶんそれで大丈夫だと思います。接続詞と主語とbe動詞を削って、分詞を先頭に持ってくる感じです。主語が異なるときは、主語を残す。


以上で、分詞のお話は終わりです。

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