英語を音読して暗唱できるようにする

中学の英文法を完璧に把握した後に、次にやることは英語のテキストの音読です。

再度確認ですが、中学の英文法は完璧ですか? 品詞分解と品詞と文の構成要素(目的語、補語、修飾語等)の関係はわかっていますか? もし少しでも不安がある場合、英語学習に一番必要な事と始め方を読んで、中学の英文法(品詞・要素・文型)の知識を入れましょう。

中学レベルの英文法がガタガタだと単なる呪文になってしまい、音読の効果は激減してしまいます。音読で重要になるのは、単語と単語の関係、そしてそのまとまり、単語が示す方向などです。品詞・要素・文型がわかると、そういった各単語の方向性がわかり、音読の効果が高まります。

音読をすべきでない人、音読をやるべき人

音読をすべきでない人

中学の英文法(品詞・要素・文型)が良くわからない人
この人たちにとって音読は単なる呪文でしかありません。意味を伴わない音読は非効率です。意味といっても、日本語の意味ではなく、その単語がしたいこと、指し示す方向です。最初から完璧にわかる必要はありませんが、だいたいの当たり所がわからないと、音読の効果は少ないです。

時間がない人
音読を1週間やれば英語が上達するとかいう類のものではありません。おそらく効果が出てくるのに半年くらいは必要になります。TOEICのテストが差し迫っていたり、学校の英語のテストが近い場合は、音読やるよりもテスト勉強したほうが効果的で効率的です。

受験英語とTOEICで音読しかしない人
音読は長期的には受験英語やTOEICに効果がありますが、翻訳や文法の間違い探しと修正に対しては、その効果は限定的です。受験英語とTOEICの勉強には、細かい文法知識や翻訳の仕方が必要になるので、音読だけだと痛い目を見る可能性があります。

音読をやるべき人

中学の英文法(品詞・要素・文型)を理解している人
TOEICのスコアアップや受験英語の場合は引き続き細かい文法を勉強する必要がありますが、英語を勉強する場合は細かい英文法を勉強する必要はありません。音読を開始して使える英語の運用能力を高めましょう。

時間がある人
音読をすることで全体の英語能力の底上げをすることができます。ただし、即効性のものではありません。時間がかかります。音読は時間がある人にお勧めの方法です。

音読の対象の人へ

受験やTOEICのスコアアップだけを目的にしている人ではなく、英語を日本語と同じくらい使えるようになりたい人

中学レベルの英文法を完璧にした後に、次にすること。
英単語や英熟語を暗記する?それとも高校レベルの英文法を勉強する?

両方不正解です。


次にすることはインプットです。
インプットといっても単語帳や熟語帳を買ってきて暗記することではありません。英語の本、英語の教科書や絵本や小説などを借りたり買ってきたりしてきて、音読することです。

英語のコミュニケーション能力、スピーキングやライティングが重要だと言われていますが、大量のインプットからあふれ出したのが、スピーキングやライティングの結果になります。インプットだけすればスピーキングやライティングが上達するというわけではありませんが、インプットありきです。

補助輪(最小限の文法知識)をつける → 大量のインプット → スピーキング/ライティング → 大量のインプット → スピーキング/ライティング

音読は大量のインプットをする方法のひとつです。

二通りの音読のやりかた

気軽に音読する方法と、がっちり音読する方法があります。

気軽に音読する方法
英語の絵本や物語、小説などを読みながら音読する方法です。1回か2回音読して終了です。

がっちり音読する方法
音読用の教材を使って、100回くらい同じものを音読する方法です。


両方(気軽&がっちり)で共通するやり方
・できるだけマネできるように意識しながら音読
・文章をパーツごとに分けられるような感じで音読


気軽に音読する方法は特に説明する必要はないので省略するとして、がっちり音読する方法のみ詳しく説明します。

がっちり音読する方法の詳細

目安は100回くらい意識的に音読して、暗唱できるレベルにもっていく感じです。

例えば英会話・ぜったい・音読(標準編)の場合で、私の場合はこんな感じになります。

1〜2回 静かにリスニング

30〜40回 CDをかけながら一緒に音読
文法や英語のパーツを少し意識する。主に外で行うため、周りに人がいる場合は口パクです。

1回 ディクテーション
音声だけを聞いて書き取りです。家で行います。

40〜60回 CDをかけながら一緒に音読、たまに何もなしでタイトルだけで暗唱してみる

タイトルだけを見てCDの音声と同じくらいのスピードで暗唱できるようになるのが理想です。ただ、そこまでいくのはさすがに難しいので、多少たどたどしくても全部暗唱できればOKです。その後は、たまにメンテナンスを兼ねて暗唱をする感じで続けていきます。

音読の仕方は音読教材の難易度や人それぞれで異なると思いますが、英会話・ぜったい・音読(標準編)の前編に詳しく書いてあるので少し参考にしてみると良いですよ。

音読して筆写するというのもありだと思います。ただ、時間がかかるので、たまに混ぜるといいみたいな。完全に同じことを繰り返すと、刺激がなくなって効果が減っていくので、たまにちょっと違うやり方で音読していくといいですよ。機械的に音読をしてしまうと、おそらく100回音読しても暗唱できるレベルにはならないと思います。

全部暗唱できたら良いなという気持ちで音読しましょう!

気軽に音読をするか、がっちり音読をするか

正直がっちり音読は疲れます。なんか修行をしている感じです。

音読を1日1時間くらいするとしたら、がっちり音読は20分くらいでいいと思います。残りの時間は気軽に音読する方法で新しいインプットをどんどん増やしていくのが良い感じに続けられると思います。

続かなかったら、音読なんて何の効果もないので、長く続けられる感じで取り組みましょう。

がっちり音読の教材

音読の教材ですが、中1や中2までの英語の場合は英語の表現がかなり制限されるので中1,2の英語の教材の音読はお勧めしません。中学3年レベルの英語の教材からスタートするのがお勧めです。音声が付いていて、1つの音読が1分以内になるような教材がお勧めです。

中学3年英会話・ぜったい・音読(標準編)
ラジオ英会話(ダイアログ)
アインシュタイン・ストーリー
高校1年クラウンI
ラジオ英会話(記事)
入門ビジネス英語(Emiko’s note)
それ以上知識と教養の英会話
入門ビジネス(長文)
それ以上+日本人のための教養ある英会話

英会話・ぜったい・音読(標準編)は1260円でCDも付いてきます。40〜50秒程度のストーリや会話が43個入っていて、音声は全部で30分程度になります。コストパフォーマンスは高いです。1話が短いので最初の音読教材として一番お勧めです。

アインシュタイン・ストーリーは1冊1470円でCD付きです。アインシュタインの生涯をつづった本です。音声は合計1時間ほどあります。平易な文章で書かれています。科学に興味がある人に特にお勧めです。

ラジオ英会話は1冊420円で1ヶ月ごとに発行されます。CDは別売(1580円)です。5日分だけインターネットで聞く事が出来ます。フリーソフトのCaptureStreamを使えばダウンロードもできます。12個のテーマの会話形式と、5つの中くらいの記事から成り立っています。CDは1ヶ月で1580円なので高いです。しかも、日本語やら説明やらがたくさん入っているので使いづらいです。CD版は分けられるかもしれません。多種類な英語表現を覚えるには良いのですが、CDのコストパフォーマンスは低いです。発音はほぼ完璧な人がダイアログだけを音読するのがお勧めです。

入門ビジネス英語は1冊420円で1ヶ月ごとに発行されます。CDは別売(1470円)です。会話形式のダイアログはありますが、短すぎるので音読には適しません。週末ごとに比較的長いダイアログEmiko’s noteがあります。このパートがお勧めなのですが、音声はCD版(1470円)にしか収録されていません。そして4つのダイアログ(合計4分くらい)を聞くためだけに1470円出すのは高すぎるので、発音がほぼ完璧な人がEmiko’s noteの部分だけを音読して暗唱できるようにするという使い方がお勧めです。巻末にとても長い長文が載っています。長過ぎるので暗唱は無理ですが、なかなか良い感じなので音読にはお勧めです。

クラウンIは高校1年の英語の教科書です。CDと一緒にテキストも付いてくるので、別途教科書を買う必要はありません。ノーマルスピードとハイスピードの2つの音声が入っていて、合計2時間弱(実質1時間弱)のCDになっています。1890円なのでコストパフォーマンスは高いです。ハイスピードは早過ぎてシャドーイングもできないのでノーマルスピードを使うのが良いです。

知識と教養の英会話は1話2分程度で40話収録されています。80分の音声CD付きで1995円なので、コストパフォーマンスは高いです。内容は幅広いテーマを扱った一般教養です。

日本人のための教養ある英会話は知識と教養の英会話を更に1段階難しくした感じです。

英語の例文を暗記する

主食+副食 = 英語の物語・会話を丸ごと暗記
サプリメント = 英語の例文を暗記

英語のサプリメント教材
ドラゴン・イングリッシュ基本英文100
英熟語ターゲット1000(やる前に前置詞のイメージが必須、お勧めはネイティブスピーカーの前置詞)

完璧主義にはならずに、ある程度できるようになったらそれで良いです。というか、そのほうが良いです。

中学の英語の教科書の都市伝説

中学の英語の教科書を使って音読するのが良いとの噂を聞いて、大きな本屋に言って中学の英語の教科書を見てきました。結果、イラストやら写真やら説明がたくさんあって、肝心の英語が少な過ぎでした・・・。別売のCDも高いです。中学の教科書で勉強したい場合は、中学の教科書から英文だけを抜き出した英会話・ぜったい・音読(標準編)がお勧めです。

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