時制の一致と不一致のホント

学校では、文章の時制は全て同じにしなければならない教えられます。

He said that she is cute.
彼は彼女がかわいいと言った

これは間違いと見なされて、下記に強制的に直されます。

He said that she was cute.
彼は彼女がかわいかったと言った

主節の動詞(said)が過去だから、従節の動詞(was)も過去にする

時制の一致とは、従節の動詞の時制を主説の時制に合わせる、という法則です。学校英語では、これで終わってしまいました。

実は、時制の一致という法則は存在しない

時制の一致と同じくらい、
時制の不一致が存在します。

学校英語では時制の一致を絶対視して法則のように扱いますが、実際のところ、法則でもなんでもない、1つの用法です。時制が普通に一致しない用法がぼこぼこあります。


He said that she was cute.
彼は彼女がかわいかったと言った

今でも彼女はかわいいと言いたい場合、どうすれば良いのでしょうか?

実は、
He said that she is cute.
が使えるんです。

強調したいとき、現在でも続いていると考えられるとき、過去形の話の中で現在形を使うことが出来るんです。そして、全然例外ではありません。

強調する必要がなければ、
He said that she was cute.
と言います。

この場合、過去形だからといって彼女が現在可愛くないと言っているわけではありません。単に、強調していないだけです。


次の場合はどうでしょう。

彼は試験に失敗したと言った
He said that he failed the test.

これを強調して
He said that he fails the test.
というふうに言えるかどうかというと、言いません。

既に終わった過去の出来事なので、現在形にする必要がまったくありません。

ただこういった過去の出来事も、まだ結果が出ていなくてどうなるかわからない場合、次のように現在形で書くことが出来ます。

He said that he feels that he might fail the test.
彼は試験に失敗したかもしれないと感じていると言った

feelを使って、現在を強調して引き継ぐことが出来ます。ただ、すごく回りくどい。。feelを使ったうまい文章が思いつかないので、基本的には下記のように書けばいいです。過去形のあとにfeelが来るときは、強調したいんだなーと思っておいてください。

He said that he might fail the test.

時制の一致と不一致という用法

A says that B is C.

主節 A says that
従節 B is C

時制の一致
saysを過去形にすると、従節が現在と関係ない場合、従節は過去形

A said that B was C.

時制の不一致
saysを過去形にしても、下記の場合、従節は現在形のまま

・過去の状態/出来事が現在も続いていると強調
・当然の状態(真理、格言、習慣等)

真理は、油は水に浮くとか、地球は丸いとかそういったやつです。格言は、ことわざです。習慣は、毎日ジョギングするとかいうやつです。


時制の一致と不一致の別ジャンル

新聞の見出しは現在形
半日前に起きたことでも、現在形で見出しを付けます

直接話法
A said, “B is C”

He said , “She is cute.”
彼は“彼女はかわいいです”と言った

直接話法から間接話法へ
→ He said she was cute.
→ He said she is cute.

He said , “She was cute.”
彼は“彼女はかわいかった”と言った

直接話法から間接話法へ
→ He said she had been cute.
→ He said she used to be cute.

歴史上の事実

彼は“彼女はかわいかった”と言った
という場合、過去の時点でそれ以前のことを言っているので大過去を使います。

He said she had been cute.

ただし過去の時点でそれ以前のことを言った場合でも、歴史上の事実の場合、過去形を使います。

He said the United Nations was established in 1945.
彼は国際連合は1945年に設立されたと言った

比較
It is colder today than it was yesterday
今日は昨日よりも寒い

時制の一致でよくある勘違い

すべての文章の時制の一致させる、学校英語でそう思い込んでしまう場合があります。

例えば下記の日本語を英語に直したとします。

今朝ご飯を食べていないので、私はお腹が減っています。

I didn’t eat breakfast this morning, so I was hungry.
過去形だから全て過去形に!! 間違いです!!

正解はこれ
I didn’t eat breakfast this morning, so I am hungry.

文章を接続詞(等位接続詞)でつないでいるだけなので、時制の一致を考える必要はありません。


もう1つ例文

彼が勉強しているときに彼女がやってきた。

When he was studying, she was coming.
過去進行形だから全て過去進行形に!!間違いです!!

正解はこれ
When he was studying, she came.

過去形と過去進行形は共存できます。むろん現在形と現在進行形は同じことが言えます。

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