アメリカで超ヒット、The Fault in Our Stars(ヤングアダルト向けの本)が指し示す方向

Cancer Kids、直訳するとガンの子供達

13歳でガンになって死にかけて、でも死にそこなって、抗がん剤で何とかガンを抑制しながら16歳と半分の誕生日を迎えた女の子が主人公です。

その少女がガンで足を切り落とした青年に出会う話です。

アメリカで恐ろしく超人気な本です。
カスタマーレビューだけで2万件を超えています。
アマゾン史上で最多のレビュー数じゃないのかなと思う。

僕の感想は、一言で言うと理解できない。

The Fault in Our Stars
The Fault in Our Stars

ネタバレはできるだけしないように書いていきます。

文章自体はアメリカ(グローバル対応?)のヤングアダルト向けに書いた本なので、英語自体は読みやすくなっています。

ただし、メタファー(比喩、隠喩)らしきものが多数あり、曖昧さを演出しているため、著者の真意が読み切れない。

曖昧さを嫌う感じがするアメリカ文化においては珍しい文体だと思う。

この本を二行で表すとしたら下記になる。

運が悪かった、それでも人生は輝ける
ただし、イケメンに限る

アイドルに知能を加えて癌にしたら、超売れた。

アイドルと言っても、日本のような可愛いを売りにするアイドルではなく、セクシー、ホットと言われる類いのアイドルです。

顎の形がステキとか言い出すところが、もう理解不能です。

さておき、容姿の偏差値が70くらいあり、
知能指数も高い、そんな2人が出会います。

少女はガン患者、患者歴3年、直る見込みなし、薬がやたら効いて生きながらえているけど、いつ薬が効かなくなるのか不明。

青年は元ガン患者、片足を切り落として生き延びる。

そもそも、主人公の少女ヘーゼルが、物語の序盤で自分の顔のことを薬付けになった膨らんだ顔をしているみたいなことを言っていたので、腐ったアンパンマンを想像して温かい目で読んでいたら、こいつ、美人さんだった。裏切られた気分だ。

どちらか不細工もしくはせめて平均値だったら、
僕も夢が見れるのに両方、美男美女

・・・

容姿についてはもう、どこかに置いておこう。

本のタイトルの
The Fault in Our Stars

僕の中の邦題は、
運命の過ち

そもそも、このThe Fault in Our Starsというのは、カエサルのブルータスお前もか、というところから取ってきています。

ローマの腐敗が進んでしまい、ブルータスを裏切らせるために、ローマの腐敗が進んだのは運命ではなく、己自身の過ちだとか言っています。

そんなところからタイトルがきています。

ところがどっこい、小児がんですから、己自身の過ちというわけでもなく、運命の過ちになるはずなんですが・・・。

近いうちに、もう一度読み返して考えてみます。

で、僕の最大の疑問は、

なんでこの本はこんなに売れ、反響があったのか?

小児がん患者はグレネード弾だと本で表現しています。グレネードは着弾したときに、周りを巻き込んで爆発する類いの榴弾です。小児がん患者はガンになると、友達や知り合いは爆発に巻き込まれないようにするために遠巻きになって、死んだときにFacebookのWallというものに、故人への悲しみを讃える文章をたくさん投稿するそうです。病院に見舞いには行かずに、死んだときに、悲しみをアピールするのが形式美のようです。小児がん患者の治療はチャリティーだとも言っています。

ガンを題材にした物語はクソ本だと、本の中で言っています。
ですが、この本はとてつもなく売れています。そしてすごく評価が高い。何が違うんだ? ガンのクソ本を読んだ事がないので、比較できない。

おそらく、容姿が非リアルであるが、
容姿以外の現実がリアルなクソッタレだからだろうか。

ロマンチックに、セクシーに、ホットに、
そしてクソッタレな現状に。

そこに西洋人が引かれたのだろうか。
近寄りたくないけど、遠巻きで号泣してみたい。みたいな。

さて、日本では売れるのだろうか?

おそらく、日本の対抗馬は、
セカチューになるだろう

ちなみに、僕はセカチューを知らない。
オーストラリアのど真ん中で、男が愛してるー!!!と叫んだ、そんなことくらいしか知らない。知ったかぶりしてみた。当たってたかな?

そこそこ売れると思うけど、
アメリカみたいにはならないと思う。

日本のパターン的には、可愛らしく、弱々しく、ナイーブな、
そんな要素が必要、というか必要だと固執している。

The Fault in Our Starsを読んで、
僕はほとんど悲しくならなかった。

号泣しない人は、心が石になっているとレビューに書いてあった。

僕は、時折笑っていた。

逆らえない運命、それが過ち。

本で出てきたセリフ、
Some infinities are bigger than other infinities.

意味がわからない。比べられる無限は主観でしかない。
客観を捨てて主観を取るのだろうか、それがアメリカの個人主義?

全部読み返そう。

The Fault in Our Stars
The Fault in Our Stars

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「アメリカで超ヒット、The Fault in Our Stars(ヤングアダルト向けの本)が指し示す方向」への1件のフィードバック

  1. 最後の方の手紙でガスは “my thoughts are stars” と書いており、また誰に傷つけられかはある程度選択の余地があると書いてます。
    わたしもなぜこのタイトルにしたかずっと不思議でした。わざわざ引用文を変えて運命のせいだなんて違和感があったからです。
    でも、最後を読んでとっても良いタイトルだなと思いました。運命的に悲劇にあうことがあるとも、運命(というのは大げさな気もしますが他の良い日本語が思いつきません)になんらかの影響は与えれる、選択肢はある。なんたって”our stars”です。
    文字通りの意味だけでなはく、そんな含みもあるのではないかと感じました。

    ジョン・グリーンの文章はいろんな含みをもたせたよい文章だと思います。なにが正しいかではなく何を読み取るかが大切であると伝えているようです。
    登場人物たちの状況は特殊でもその感情はいろんな人に通じる普遍的なものとして描かれているからヒットしたのではないでしょうか?
    もちろん思春期は無駄に多感な頃です。遠巻きに見て泣いてストレス発散!というのも売れている理由の一つかと思います。

    セカチューを読んだことがありますが、登場人物たちの感情についていけず、よくわからないままあっけなく読み終わった思い出があります。また読んでみます。

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